“Look”は「~を見る、眺める」という意味の他に、「~のように見える」という意味でもよく使われます。

You look tired.
「あなたは疲れているように見える」

あえて教科書的な日本語にしてみましたが、実際には「疲れてるみたいだね」のような感じで使われると思います。

ではこの例文はどのような意味になるでしょうか?

You look like you are tired.

“look like ”や“looks like ”という表現もよく見ますよね。

これも「~のように見える」という意味でよく使われる表現です。

ですので、先ほどの問題は「あなたは疲れているように見える」が正解です。

では、この2英文を比べてみましょう。

[A] You look tired. [look]
[B] You look like you are tired. [look like]

どちらの英文も“tired”という形容詞が使われてはいますが、[A]はそのまま“look”の後ろに形容詞を置いているだけで、[B]の方は、“you are tired.”のように文がおかれています。

この2つの英文の違いはココです。

つまり、まとめるとこうです。

[A]・・・Look(s)+形容詞
[B]・・・Look(s) like +文章(または名詞、名詞句)

※実際には[B]は名詞や名詞句も置けます。

「じゃあ、[A]の方が簡単でいいじゃん」と思ってしまうのですが、[A]は文法的に“look”の後ろに形容詞しか置けないので、詳しい説明はできません。

ですが、[B]の方は文章を置けますので、より詳しいことが表現できるわけです。

ですので使い分けとしては、簡単な表現は[A]、より詳細な表現は[B]という感じでOKです。

実際に例文などを見てみましょう。

[A] Look(s)で簡単に使う場合

look(s)

主語+look(s)+形容詞

“look”の後ろに形容詞を置くだけで完成です。

たった3文字で「~のようだ」という表現ができるわけですね。

He looks happy.
「彼は楽しそうに見える。」

[B] Look(s) likeで詳細に使う場合

look(s) like

主語+look(s)+文章(または名詞、名詞句)

ここでの文章は必ず「主語+動詞+名詞」の形にします。

形容詞で言い表せないことをより詳細に説明する場合は、“look”の後ろに文章か名詞(名詞句)を置かなければなりません。

ですので、下記のようになります。

look(s) like+文章

He looks like he is hungry.
「彼はお腹がすいているように見える。」

ですのでこれは不正解。
He looks like hungry.

“look(s) like”の後ろが名詞、名詞句

名詞が入る場合「~のように見える」=「似ている」という意味でも使われます。

look(s) like+名詞

It looks like rain.
「雨が降りそう(に見える)」
She looks like Charlize Theron.
「彼女はシャーリーズセロンに似ている」

look(s) like+名詞句

He looks like his father.
「彼は彼のお父さんに似ている」

この2つは名詞なのでOKということになります。

それともう1つ、名詞や名詞句を置けるということは動名詞も置けるという理屈になりますよね。

ちょっとGoogleで調べてみたんですが、他のサイトでも「動名詞も置ける」とのことで、下記のようなフレーズが書かれていました。

He looks like studying.
「彼は勉強しているようにみえる」
He looks like having fun.
「彼は楽しんでいるようにみえる」

でもなんか違和感があるなあと思ったので、ネイティブの先生に確認を取ったところ、このような場合は“look(s) like”の後ろには「文章」を置く方が違和感がないとのことでした。

主語 looks like +文章(主語+動詞 +~ing[動名詞]).
「~しているように見える」
He looks like he is studying.
「彼は勉強しているようにみえる」
He looks like he is having fun.
「彼は楽しんでいるようにみえる」
It looks like it is raining.
「雨が降っているようにみえる」