「オーライ!」という単語を聞いて、皆さんは何を頭に思い浮かべますか。

私は幼かった時によく父が利用していたガソリンスタンドのお兄さんを思い出します。

今ではセルフタイプのガソリンスタンドが多いように感じますが、当時は暑い夏でも真冬でも、元気なガソリンスタンドのお兄さん達が「オーライ!オーライ!」と大きな声で言っていたことを覚えています。

小さかった私はなぜか「オーライ」という言葉の響きにハマってしまい、家の中でも弟とガソリンスタンドごっこをして遊びました。

さて、その「オーライ」という言葉を英語にすると、“all right”または“alright”と表すことができます。

日本ではガソリンスタンドでしか聞かなかった言葉ですが、私が今住んでるアメリカでは色々な場面で使われる便利な単語です。

大丈夫! 「all right」と「alright」の違い

「大丈夫」を意味する“all right”と“alright”。

日本語でも「大丈夫」という言葉は、使わない日はないくらい便利な単語ですね。

“alright”は“all right”が簡略化された形で、意味は同じです。

しかし、簡略化された“alright”はビジネスなどフォーマルな場面では使われません。

それだけ覚えておきたいですね。

こんな場面で使われる!「all right」と「alright」

気にしないで、大丈夫だから!

「気にしないで、大丈夫だから!」という気もちを伝える“all right”です。

何かネガティブな事が身に起こり、周りの人が心配してくれる時に使えます。

〔シーン1〕友達の前で転んでしまった

友達:Are you hurt?
「ケガはない?」
私:No, I’m alright.
「ううん、大丈夫。」

〔シーン2〕大学キャンパス内を移動中に突然のスコールでびしょ濡れになった

友達:Wow, you are all wet.
「わぁ、びしょ濡れだね。」
私:Yeah, but I am all right.
「うん、でも大丈夫。」

(誰かを心配したり、気を遣いながら)大丈夫

誰かを心配したり、誰かに気を遣ったりする場面で使う“all right”です。

はっきりと自分の意見を言うイメージのある英語ですが、やわらかい物腰で英語を話せると素敵ですね!

〔シーン1〕ママ友と子供たちを連れて子供博物館に行く計画を立てている

私:Is it all right for us to leave the children’s museum around 4? I need to pick up my husband.
「私たち、子供博物館を4時ぐらいに出てもいいかな?夫を迎えに行かないといけなくて。」
友達:Of course!
「もちろん!」

〔シーン2〕インフルエンザから復活して職場にやってきた同僚との会話

私:Are you alright?
「大丈夫?」
友達:Yeah, I feel better now.
「あぁ、今は調子が良くなったよ。」

まぁ、別に、大丈夫

良いわけでもないけれど、悪いわけでもない。

まぁ、別に、大丈夫、そんな気持ちを表す“all right”です。

〔シーン1〕映画の感想を友達と話している

私:Did you enjoy the movie?
「映画楽しかった?」
友達:Well, it was alright.
「うーん、大丈夫だった。」

〔シーン2〕最近働き出した新入社員(Ken)の評価を上司にメールで尋ねる

私:How do you like Ken’s work so far?
「ケンの今までの仕事ぶりをどう評価しますか。」
上司:The quality of his work is all right but, it is not outstanding.
「彼の仕事の質は特別に良いという訳でもないけれど、問題はない。」

(賛成する気持ちで)あ、大丈夫!

誰かの提案や何かに賛成する気持ちを伝える時にも“all right”が使われます。

100%賛成というよりかは、50%賛成というニュアンスです。

〔シーン1〕仕事帰りに同僚と話している

同僚:We are planning to go out with the manager this Saturday for dinner. Do you want to come with us?
「僕たちは土曜日にマネージャーのジョンと晩御飯に行こうと計画してるんだ。君も来る?」
私:Alright, I can go.
「大丈夫、私も行けるよ。」

〔シーン2〕パーティーで出すご飯のメニューを友達と考えている

友達:I am thinking to order a pizza and have it delivered. What do you think?
「私は宅配ピザを注文しようと考えているんだけど。君はどう思う?」
私:Pizza is alright with me.
「ピザで大丈夫だよ。」

さぁ・さて

これまでは「大丈夫」を意味する“all right”を紹介してきましたが、「さて」を意味するall rightも日常生活でよく使われます。

〔シーン1〕もうすぐ授業が始まる

先生:All right, let’s get started.
「さぁ、始めましょう。」

〔シーン2〕友達と遊んだ日の別れ際

Alright guys, we will see you all tomorrow in school.
「さぁみんな、明日学校で会おうね」

“all right”についての説明をしてきましたが、ふと、「一体私は日常生活でどれだけ“all right”を使うだろうか…」と考えました。

もちろん国や地域によって違うと思いますが、私が住む米国オハイオ州では、“all righ”t以外で「大丈夫」を表現することも多いと私は感じています。

そこで!“all right”を使わない「大丈夫」の表現を紹介します。

All rightの代わりに使われる単語3つ

  • Good
  • OK
  • Fine

〔シーン1〕友達の誕生日パーティーでビールを勧められた時

友達:Do you want another beer?
「もっとビールいる?」
私:I am good. Thank you.
「大丈夫。ありがとう。」

〔シーン2〕彼女が突然泣き出した

私:Are you ok?
「大丈夫?」
彼女:I am ok.
「大丈夫。」

〔シーン3〕込み合った電車内で女性に肩がぶつかってしまった

私:Oops! I am sorry.
「おっと!ごめんなさい。」
女性:No! You are fine.
「いやいや!大丈夫ですよ。」

そういえば、日本語の「オーライ」の意味は何だろう、と今ふと考えています。

車が後ろにさがる時に使う言葉なので、「後ろにさがって」の意味でしょうか。

でもそうだとすると、日本語の「オーライ」は完全に間違ったカタカナ英語です。

「ガソリンスタンド」という単語もカタカナ英語で、どんなに英語っぽく発音しても通じません。

「オーライ」は英語で“Back up!”、「ガソリンスタンド」は英語で“gas station”です。

カタカナ英語はとっても面白いですね!

さて、“all right”と“alright”の使い方はマスターできましたか。「大丈夫」と言いたい時、“all right”を使ってみてください。

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Hanna

Hanna

3歳で英語を習い始め、21歳で音楽を学ぶためにアメリカへ留学。そこで夫に出会い現在は在米で一児の母をしている。