Why don’t you~?で「~してみたらどう?」・・・提案の表現
“ Why ”といえば、「なぜ?」と理由を尋ねるときに使う疑問詞(疑問副詞)ですが、なぜ?という意味でない場合も存在します。
しかも日常の会話で頻出するフレーズ!!
避けて通れませんので今ここで覚えるつもりで読んでみてください。
まあ、でも使い方となぜそういう表現なのかを考えてみるとソッコーで使いこなせるようになるんで要点だけおさえちゃいましょう。
使い方は簡単で、提案する表現として使えるんですね。
提案
例えば
「医師に見てもらえば?」
Why don’t we go to lunch?
「ランチに行かない?」
この2つの例文には「なぜ?」という言葉が含まれていません。
ランチに行かない?で考えていただくと分かると思いますが、自分を含めて他人に提案するときには“ we ”を使います。
この2パターンは詳しく考えると混乱するかもしれないので、「そういうものと決まっている」と覚えてしまうのが一番だと思うのですが、反対の意味でも使えるので注意が必要です。
これは、両方とも直訳してみるとなんとなく理解できます。
⇒ 医師に見てもらえば?(言い換えれば)
なぜランチ行かないの?(直訳)
⇒ ランチに行かない?(言い換えれば)
これは解釈の違いからくるものですが、両者とも「いらだち」を表現する場合は直訳の方の意味になります。
感情によって、2種類の使い方ができるわけです。
どうしてランチにいけないわけ? (いらだち)
この2つの見極めは、文脈や本人の顔色によって判断するしかありません。
もう1つおなじようなもので
“ Why not ” という言い回しがあります。
直訳すると・・・なぜだめなの? どうしてしないの?
となるのですが、ネイティブは「Sure」とセットで“ Sure,why not?”「ぜひ」とポジティブな意味合いで使うほうが多いそうです。
なぜだめなの? ⇒ だめな理由がない ⇒ もちろん、いいねえ、ぜひ
と言うことらしのですが、これもどちらでも使えるので、文脈から判断しましょう。
まとめ
Why + 否定(not)は、場面や感情によって、ネガティブな意味とポジティブな意味の2パターン使い分けることができる。
と覚えときましょう。