ケアンズの町のど真ん中に位置する、レイク・ストリートは、長らく工事が続いていましたが、この度、やっと終了しました。

ということで、先日入っていたチラシに、「9月6日は、レイク・ストリートの、オフィシャル・オープニング・セレモニー”Party on Lake”があります」との告知がありました。

新しくなった道路を、1日歩行者天国にして、屋台・ファッションショー・子供のアクティビティー・その他エンターテイメント等をするとのこと。

そして、このイベントの目玉となるのが、豪華商品の当たるくじ引きで、1等賞品は、新車&ガソリン1年分&$5,000の商品券!です。

これは、見逃せない、と思いましたが、一番下に書いてある、この文章に注目。

“REMEMBER-You have to be present at the draw to claim the prize! See you at the party!”

「忘れないで1等賞を受け取るには、くじ引きの際、その場にいなければいけません!では、パーティーでお会いましょう!」

え?何時にくじ引きするんですかー?

イベントは12時から3時とのことなので、3時間きっちり待たなければならないようです。

さて、このチラシで注目したい英単語は、“present”です。

「プレゼント」と言えば、真っ先に「贈り物」という意味を思い浮かべると思いますが、”present”には、「現在」という意味もあります。

また、「送る・進呈する」や、「紹介する・提供する」など、様々な意味を持っています。

例えば、住所を書く欄に “present address”=「現住所」と書いてあったり、

身分証明などの、必要書類として

“present your passport”=「パスポートを提出すること」

“May I present Mr. smith?”=「スミスさんを紹介します」

などです。

もちろん、贈り物の意味でも、プレゼントと言いますが、”Gift”を使うことも多いです。

そして、このチラシのように、”be present”になると、「出席する・立ち会う」ということになります。

「プレゼント」のように、日本語で、あるひとつの意味として頻繁に使われている言葉は、他の意味として出てきたときに「え?」と思ってしまいますよね。

ひとつの意味に囚われてしまいがちのが、日本語英語の落とし穴。

うっかり落ちてしまわないよう、気をつけましょうね。

Author Profile

アバター画像
Asai
オーストラリアケアンズ在住15年以上の主婦。オージーイングリッシュについての記事、ポストに投函されるチラシを使った英語レッスン記事を書いている。