副詞は英文法の中でも説明が多くてややこしい品詞の1つです。

どこにでも自由に置けて、名詞以外の物は何でも修飾できる。

あってもなくても文脈には影響がないオマケ文で、名詞や形容詞との区別も付きにくい。

自由度が高いがゆえに基準があいまいで分かりにくいというのが副詞です。

ですが、副詞にもちゃんと攻略法が存在しますのでこのページで徹底攻略してしまいましょう。

ポイントは副詞の種類と置く場所、名詞や形容詞との見分け方です。

ではさっそく行きましょう。

目次

副詞を一言で説明すると

何をおいても副詞といったらこれという説明を一言で言うと・・・

名詞以外を修飾できる。

ちなみに名詞は誰が修飾するかというと、それは形容詞のお仕事です。

ですので、文、自分以外の副詞、動詞など名詞以外を修飾できるのが副詞と覚えましょう。

副詞にはちゃんと定位置がある

副詞の説明でよく聞くのが、「副詞はどこにでも比較的自由に置くことができる」というものです。

これ、確かにそうなんですが、副詞の種類や副詞の仕事によって定番の位置が存在します。

なぜ副詞の位置が自由だと説明されるかは、この記事を読み進めていただければ理解できますので、ここでそのもやもやを解消していってください。

修飾のターゲットの前に置けば限定、後ろに置けば説明

まずは副詞を使うときのベースの考えとして、修飾するターゲットの前に置くか、後ろに置くかで限定と説明の2種類に分類されるということをしっかりと理解してください。

説明の副詞

修飾のターゲットの後ろに置く

全体的に説明する
There was a long line at the cashier.
「レジに長蛇の列ができていた。」
長蛇の列ができてたんだ。「レジに」という感じで文全体を説明しています。
※“at the cashier”は前置詞+名詞で作られる副詞句。

限定の副詞

修飾のターゲットの前に置く

修飾ターゲットを限定する
He is very kind.
「彼はとても優しい。」
この場合修飾のターゲットは形容詞である“kind”になり、その直前に置くことで“kind(優しい)”が“very(とても)”だとkindの中の「very kind(とても優しい)」だけに限定しています。

限定って何?

この限定という言葉。

限定という言葉を使って説明をするので「限定の副詞」と呼ばれるわけですが、私はとてもイメージしにくかったです。

“He is very kind.”の場合、優しいの中にある「とても(very)(優しい」という優しいの中でも狭い範囲に限定しているということから、限定という言葉が使われています。

“He is really kind.”であれば、“Kind”の中の一部の「本当(Really)に優しい」に限定するという認識です。

“very well”であれば、上手の中の一部の「とても上手」に限定されています。

これ、私は本当にイメージしずらかったです。今この記事を書いているときに、どこかのサイトに「この限定をうまく説明してくれているサイトがないかなあ」と探してみたのですが、調べた限りどこにも無かったです。

文法書に書かれている、本そのままの説明しかなく不親切な記事が多いなあと思ってしまったのですが、一般的にはこの限定という言葉だけでイメージできているのでしょうか?私の能力不足ということもありえますが・・・

副詞の種類によって定位置が決まっている

次は副詞の種類によって定位置が決まってきますので、副詞の種類と場所の関係をみてみましょう。

説明の副詞

時を表す副詞:文末

I played soccer yesterday.
「昨日サッカーをした。」

場所を表す副詞:文末

I stayed home
「私は家にいた。」

様態(どんな風にするか)を表す副詞:動詞句の後

I studied hard.
「私は一生懸命勉強をした。」

限定の副詞

程度、強調を表す副詞:副詞や形容詞の前

He is very kind.
「彼はとても優しい。」

頻度を表す副詞:一般動詞の前、be動詞の後、助動詞の後

He often goes for a run.
「彼はよくジョギングに行く。」
I am usually at home.
「私はだいたい家にいる。」

評価、発言態度を表す副詞:文頭

Actually,I haven’t read the book yet.
「実は、まだその本読んでないんだ。」

確信の度合いを表す副詞:一般動詞の前、be動詞の後、助動詞の後

He is definitely going to show up late.
「彼は絶対に遅れてくるよ。」

少しパターンは多いのですが、1つずつ整理して覚え、英作文でどんどん副詞を使っていれば自然と身に付きます。

ターゲットの前に置くか、後ろに置くかで役割が変わり、副詞の種類によっておかれる位置が変わる。

副詞を強調したい場合には文頭に出していいとか、好き勝手におけるので位置は移動しても問題ないのですが、ある程度定位置が決まっているので、これらのパターンさえ覚えてしまえば、混乱しないと思います。

では、1つずつ種類を確認していきましょう。

説明の副詞:位置はターゲットワードの後ろ

まずは修飾する言葉の後ろに置く説明の副詞に属す種類をみていきます。

時を表すを表す副詞

時を表す副詞は文末が定位置です。

時を表す副詞:文末

I played soccer yesterday.
「昨日サッカーをした。」

この例文ですと、副詞でサッカーをしたのが昨日だという説明を加えています。

時を表す表現はたいがい副詞として使えるのですが、名詞(主語、目的語、補語)としても、副詞(前置詞なしで自由に)としても使えます。

I stayed (at) home yesterday. 副詞
Yesterday was her birthday. 名詞
※homeは“at”が付けば副詞句、なければ副詞

また、副詞を強調したいときには、主語より前に置くこともあるので、こんな形もよく目にすると思います。

Yesterday, I stayed home.
時を表す副詞

then(その時) now(今) today(今日)tonight(今夜)yesterday(昨日)last night(昨晩) last week(先週)last month(先月)last year(昨年) tomorrow(明日)three days ago(3日前) before(前に) after(後で) soon(すぐに) later(後に) recently(最近) forever(永遠に) already(既に)などがあります。

時を表す副詞は比較的使いやすいですよね。

一般動詞の現在形と時を限定する副詞は同時に使えない

時を表す副詞で1点注意しなければならないのが、「一般動詞の現在形と時を限定する副詞は一緒に使えない」ということです。

現在形は現在という名前がついてはいますが、過去、現在、未来に渡っての習慣を表すことができる時を超越した形です。

ですので、時を限定してしまうと違和感がでてしまいます。

× I play tennis today.
「今日テニスをする。」

現在形は今日だけでなく、習慣的にテニスをしているという意味なので「今日」のように時を限定する副詞と同時に使うとネイティブは違和感を感じます。

これが過去形で「昨日テニスをした」であれば、昨日だけ限定でテニスをしたという過去形なので“Yesterday”問題ないのですが、現在形は、過去、現在、未来にまたがった習慣を表す形なので、時を限定してしまうのはおかしいですよね。

ということは“today”のように時間に幅のない副詞とは非常に相性が悪いわけです。

ですので、現在形と一緒に副詞を使う場合は、everyday,everyweek,everymonthのような、時に幅があり習慣を表すことができる副詞を使います。

I play tennis everyday.
「毎日テニスをする。」

ちなみに例外として、現在形の中でもbe動詞は時を限定する副詞といっしょに使っても大丈夫です。

I’m busy today.
「今日は忙しい。」
時に幅のある副詞

everyday(毎日)everynight(毎晩)every week(毎週)every month(毎月)every year(毎年)などがあります。

場所を表す副詞

場所を表す副詞も文末が定位置です。

場所を表す副詞:文末

I stayed home
「私は家にいた。」

上の例文だと、副詞でどこににいたのかを説明しています。

場所を表すときには「前置詞+名詞」をセットで副詞(句)して使うことが多いです。

There was a long line at the cashier.
「レジに長蛇の列ができていた。」

また、時を説明する副詞と同じで、副詞を強調したいときには、主語より前に置くこともあるので、こんな形もよく目にすると思います。

At the cashier, there was a long line.
場所を表す副詞

here(ここに)there(そこに、そこで)somewhere(どこかに)around(周りに)near(近くに)far(遠くに)away(離れて)up(上に)down(下に)above(上に)below(下に)forward(前に)backward(後ろに)home(家に、家で)abroad(外国に、外国で)などがあります。

様態(どんなふうに、どのくらい)を表す副詞

様態(どんなふうに、どのくらい)を表す副詞は動詞句の後が定位置です。

様態(どんな風にするか)を表す副詞:動詞句の後

I studied hard.
「私は一生懸命勉強をした。」

この場合勉強を一生懸命(どのように)したと説明しています。

様態と聞くと分かりにくいですが、「どんなふうに」、「どのように」、「どのくらい」と説明を付け加える副詞だと覚えれば分かりやすいかと思います。

様態を表す副詞

fast (急いで) well (上手に) hard(一生懸命)carefully (注意深く) cleverly (如才なく) happily (幸福に) honestly (正直に) how (どんな状態で) noisily (騒々しく) slowly (ゆっくり) quickly (速く) wisely (賢く) など

限定の副詞:位置はターゲットワードの前

次に修飾する言葉の前に置く限定の副詞に属す種類をみていきます。

程度、強調を表す副詞

程度、強調を表す副詞は副詞や形容詞の前が定位置です。

程度、強調を表す副詞:副詞や形容詞の前

He is very kind.
「彼はとても優しい。」

程度、強調を表す副詞はターゲットワードのレベルを限定します。

例えば、ただ単に「優しい」ではなく、「本当に優しいreally kind」、「とても優しいvery kind」、「すごく優しいso kind」のように優しいを限定します。

限定は限定って何?を参照。

上の文ですと、彼がただ優しいのではなく「とても」優しいと限定しています。

限定する言葉の前に副詞を置いて、前から限定するイメージを常に思い浮かべてください。

程度を表す副詞

most(もっとも) very(とても)so(とても)really(本当に)much(はるかに)quite(完全に)absolutely(完全に)perfectly(完全に)hard(非常に)tremendously(ものすごく) well(申し分なく)enough(十分に)rather(かなり)seriously(本気で)almost(ほとんど)just(ちょうど)exactly(きっかり)nearly(ほぼ)too(その上)even(さらに)more(もっと)only(ほんの)a little bit(ちょっと)などがあります。

頻度を表す副詞

頻度を表す副詞は一般動詞の前、Be動詞の後ろが定位置です。

頻度を表す副詞:一般動詞の前、be動詞の後、助動詞と動詞の間

[1] He often goes for a run.
「彼はよくジョギングに行く。」
[2] I am usually at home.
「私はたいてい家にいる。」
[3] I can scarcely believe it.
「ほとんど信じられない」

頻度を表す副詞の場合は、一般動詞の前、Be動詞の後ろ、助動詞と動詞の間が定位置ですが、どれもターゲットワードの前というルールは変わっていません。

[1] 一般動詞の前
[2] Be動詞の後ろで補語の前
[3]助動詞の後ろで一般動詞の前

ただし、“sometimes”は例外で文頭、文末に置かれることがあります。

[1]の場合は、「often(よく)」ジョギングに行くと、動詞(goes)に対して、どの程度の頻度で行われるかを限定しています。

[2] の場合は「usually(たいてい)」家にいると、Be動詞ではなく副詞句(at home)に対して、どの程度の頻度で家にいるかを限定しています。

副詞自体の役割は全く同じなのですが、Be動詞が入る場合はBe動詞を限定するわけではなく、その後ろの副詞句(at home)が限定するターゲットワードだからです。

「限定の副詞はターゲットワドの前に置く」でしたね。

[3]も考え方は全く同じです。助動詞が入る英文だとしても限定するターゲットワードはその後ろの一般動詞ですので、一般動詞の前、助動詞の後ろ、つまり助動詞と動詞の間に入ります。

例文が“scarcely”という否定語になっているので、かろうじて信じられるではなく、「ほとんど信じられない」という意味になってしまっていますが、限定のしかたは同じです。

頻度を表す副詞

always(いつも)almost(ほとんど)usually(たいてい)generally(ふつう)normally(いつもは)often(しばしば)frequently(頻繁に)sometimes(ときどき)occasionally(時折)seldom(めったにしない)rarely(たまにしかしない)hardly(ほとんどない)scarcely(かろうじて)never(一度もない)などがあります。

評価、発言態度を表す副詞

評価、発言態度を表す副詞は文頭が定位置です。

評価、発言態度を表す副詞:文頭

Actually,I haven’t read the book yet.
「実は、まだその本読んでないんだ。」

評価、発言態度を表す副詞は文の内容全体を限定します。

定位置は文頭。

文頭から文全体を限定します。

評価、発言態度を表す副詞

wrong(間違えて)right(正しく)ill(悪く)badly(悪く)fast(速く)quickly(素早く)slowly(遅く)wisely(思慮深く)foolishly(バカみたいに)easily(簡単に)happily(幸運なことに)carefully(注意深く) suddenly(突然)clearly(あきらかに)regretfully(残念なことに)actuall(実は)などがあります。

確信の度合いをあらわす副詞

確信の度合いをあらわす副詞は、一般動詞の前、Be動詞の後ろ、助動詞と動詞の間が定位置です。

確信の度合いを表す副詞:一般動詞の前、be動詞の後、助動詞の後

She is definitely going to show up late.
「彼女は絶対に遅れてくるよ。」

確信の度合いを表す副詞もターゲットの前に置きます。

上の例ですと、“going to show up late(遅れてくる)”を「絶対に」と前から限定しています。

文頭に置いて文全体を限定することも可能です。

Definitelyhe is going to show up late.

確信の度合いは100%が最高で、absolutely(確実に)definitely(絶対に)certainly(確かに)surely(きっと)probably(たぶん)・・・と%がどんどん落ちていきます。

確信の度合いを表す副詞

100%(100パーセント)absolutely(確実に)definitely(絶対に)certainly(確かに)surely(きっと)probably(恐らく)likely(たぶん)maybe(たぶん)perhaps(たぶん)possively(もしかすると)improbably(ありそうもないくらい)などがあります。

副詞の特徴

各種類の詳細な説明に行前に、副詞についての特徴をまとめてみましたので、ざっと目を通してみてください。

副詞の前に前置詞は置けない

これは、前置詞+名詞のかたまり自体を1語で表すことができるのが副詞という前提があるからです。

例えばそこと言いたければ“there”という副詞を使います。

There was a long line there.
「そこに長蛇の列ができていた。」

これは前置詞+名詞の形でもっと詳しく説明することができます。

There was a long line at the cashier.
「レジに長蛇の列ができていた。」

一瞬「前置詞使ってんじゃねーか」と思いますが、前置詞の後ろにあるのは“the cashier(レジ)”という名詞で、前置詞+名詞の形になっています。

この前置詞+名詞全体はひとまとめで副詞の役割を果たすことができるので、副詞句と呼ばれています。

もし、副詞っぽいのに前置詞がついていたらそれは名詞ですので、そんなときは副詞句を疑ってみてください。

名詞に見えるものが多いので区別がつきにくく、前置詞+名詞なのか副詞だけで表すのかが難しい

これは日本人の感覚なのかもしれませんが、副詞は名詞としても使うことができる単語が多いので、名詞と副詞の区別が非常につきにくいんですね。

前置詞があったら名詞ということが分かっていれば英文の中での品詞の区別はつきますが、実際に自分で英文を組み立てる際に前置詞を付けてしまい、違和感のある英語になってしまうということがあります。

例えば“there”や“here”に前置詞が必要ないことはなんとなく分かると思うのですが、“home”だったらどうでしょうか。

× at there
× in here
〇I stayed at home yesterday.
〇I stayed home yesterday.

ちょっと強引ですが、実はこれ文法的にはどっちも正解です。

homeは場所を表す名詞としても使えるし、場所を表す副詞としても使えます。

ですので、名詞として使う場合は前置詞atをつけて副詞句にし、副詞として使う場合は前置詞を付けずに単独で使います。

これが副詞のややこしいところです。

前置詞なしで好き勝手どこにでもおけるが、一応種類によっておかれやすい位置がある

これはさっき説明したので、分かるかと思います。

「修飾が限定的or全体かと副詞の種類は何かで置かれる場所が決まる」でしたね。

名詞の前後には置けない

名詞の前後に置けるのは形容詞なので、名詞の前後に副詞っぽい単語があれば、それは形容詞だということです。

裏を返せば、名詞以外の前後に置けば副詞ということになります。

これは深く考えずに覚えちゃいましょう。

一般動詞の現在形と時を限定する副詞は同時に使えない

iI play tennis today.
「今日テニスをする。」

現在形は今日だけでなく、習慣的にテニスをしているという意味なので「今日」のように時を限定する副詞と同時に使うとおかしいよねーという話でしたね。

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Be動詞の後ろにも続けられ、意味が「いる」「ある」「存在する」になる

副詞はbe動詞の後ろに続けて使うことができます。

I’m there.
「私はそこにいます。」

Be動詞の後ろに場所を表す副詞が入ると、意味は「いる」「ある」「存在する」になります。

副詞が複数並ぶ場合の違和感のない順番は?

副詞は副詞を修飾できますし、文を説明するときに場所や時間など複数の副詞を並べることができます。

例えば時と場所は文末に置かれることが多いので重ねて使うことが最も多くなります。

I had a party in the restaurant last night.
「昨晩レストランでパーティーをしました。」

「場所 ⇒ 時」の順番で並んでいますが、この順番が一番自然な順番です。

このように自然な順番はありますが、英語は基本文の後ろに重要な順番でどんどん言葉を付け足していってもいい言語なので、話し手によって変わります。

英語は重要な順番に話す言語なので、そのときの場面によって自分が重要だと思っている順番で副詞を重ねていけばOKです。

副詞の重ねかたとは少し話がそれますが、「昨晩」が最も重要で相手に伝えたいのであれば、“last night”を文頭に置くことも可能です。

これが副詞です。

Last night, I had a party in the restaurant.

※カンマ(,)はあってもなくてもOK

もう1つ例を

He played the piano well in the restaurant last night.
「彼は昨晩レストランでピアノを上手にひいた」

この場合well(上手)という状態を表す副詞が入っています。

この場合は、「様態 ⇒ 場所 ⇒ 時」の順番が最も自然です。

様態 ⇒ 場所 ⇒ 時の順が自然。

時の副詞が複数、場所の副詞が複数ある場合は?

この場合は時間は時間の幅が「短い⇒長い」順、場所の場合は場所の範囲が「狭い⇒広い」順に置かれるのが一般的です。

I meet her at 6:30 p.m. on tomorrow.
「私は明日の夕方6時30分に彼女と会う。」
I meet her at old down town in Tokyo.
「私は東京の下町で彼女と会う。」

時間は「短い⇒長い」、場所は「狭い ⇒ 広い」の順が自然。

副詞の形

「形容詞+ly」が副詞によく使われる

副詞は語尾がlyになっているものが数多く存在し、そのほとんどが「形容詞+ly」です。

honest (形容詞:正直な) → honestly (副詞:正直に)
slow (形容詞:遅い) → slowly (副詞:遅く)

この形全てが副詞ではないので全く同じように語尾にlyが来る単語でも、形容詞と副詞の両方で使える単語があるということだけ頭の片隅に置いておきましょう。

ちなみに「名詞+ly」だと形容詞が多いです。

また、形容詞の語尾に単純に“ly”を付けるだけでいい単語だけでなく、変化する場合もありますので注意が必要です。

形容詞からの副詞の形成

形容詞の語尾が「子音字+y」の場合
yを外してiに変えてlyをつけます。
happy → happily(幸福に)
形容詞の語尾が「leで終わる」場合
eをとってyをつけます。
probable → probably(恐らく)
形容詞の語尾が「llで終わる」場合
yだけをつけます。
full → fully(十分に)
形容詞の語尾が「ueで終わる」場合
eをとってlyをつけます。
true → truly(本当に)

llyの謎が解ける

語尾がlyになっている副詞や形容詞のことが分かると“lly”のようにLが2個続くスペルの単語の謎も解けてきます。

usual(ふつうの) → usually(たいてい)
real(本当の) → really(本当に)

こんな感じで、スペルの最後がたまたま“l”で終わる形容詞の語尾に“ly”が付いただけなわけです。

“usualy”や“realy”とやってしまわないように気を付けましょう。

語尾にllyを付けたときの意味の変化

「形容詞+lly」の形にして副詞になった場合、ほとんどの場合形容詞と同じような意味になりますが、いくつかの単語で全く違う意味になる場合があるので代表的なものを覚えておきましょう。

hard(難しい)→ hardly(ほとんど~ない)
late(遅い)→ lately(最近)
most(ほとんどの)→ mostly(たいていの場合)
near(近い)→ nearly(ほぼ)
close(接近して)→ closely(入念に)

以上をもちまして「英語の副詞を徹底攻略」終了となります。

長かった・・・

まだまだ書きたいことがあるのですが燃え尽きたので、今後記事を追加していきます。