合言葉はG’day Mate!

日本の約20倍の国土に、日本の約1/6の人口しか住んでいないオーストラリア。

大らかで、陽気で、人懐こいオージー(オーストラリア人)の合言葉は、G’day Mate!

代表的な、オージーイングリッシュの挨拶です。

G’day(Good day) = Hello

Mate = Friend

注意すべき点は、「エ」の発音が「ア」になること。

特に田舎の方に行くと、この訛りが強くなります。

「AAセンター」はどこか、と尋ねてもなかなか分かってもらえず、あれこれ説明した末に、「何だ、アイアイセンターのことだったら、そこの角だよ。」なんてこともありました。

だから、G’day Mate!の発音は、グダイ・マイッ!となります。

老若男女みんなが大好きBarbie

そんなオージーの大好物は、Barbie(バービー)

金髪のお人形ではなく、Barbecue(バーベキュー)のことです。

オージーバービーといえば、基本的にソーセージのみ。

食パンに、焼いたソーセージと、お好みで、炒めた玉ねぎをちょこっと乗せて、ケチャップ・ソース・マスタードなどを付けたら、パンを半分に折ってガブリ。

これがオージー流です。

他にも、

Breakfast = Brekkie(ブレッキー)

Chocolate = Chokkie(チョッキー)

Mosquito = Mozzie(モジー)

Christmas = Chrissy(クリシー)

など単語の最後の部分を、-ieまたは-yに変えたオージーイングリッシュが数多くあります。

究極の短縮形Ta

初めてこの言葉を聞いたのは、駐車場の料金を払ったときのこと。

お金を受け取ったおじさんが一言、「Ta(タァー)。」

思わず聞き返したくなるこの言葉の意味は、Thank you

コンビニのレジで言われることもあるし、小さな子供にお母さんが「ほら、貰った時は何ていうの?そうそう、タァーね。」と教えていたり、完全に方言ですけどいいんですか?と突っ込みたくなりますが、かなり一般的に使われている言葉です。

世界的に大人気Ugg Bootsの正体

セレブがこぞって履き、一躍有名になったあのUgg Boots(アグ・ブーツ)は、元々第1次・第2次世界大戦中のパイロットが、標高の高い場所での操縦の際に、保温のために履いていた、と言われています。

その後、1960年頃、オーストラリアのサーファー達が、海から上がった時に、冷え切った足を暖めるため、シープスキンのブーツを履いていたのが、徐々に注目され、今ではUgg Australiaは、世界的なトレードマークとなりました。

実は、この「Ugg」の語源は、Ugly(醜い)から来ています。

オージーイングリッシュとしてのスペルは、「Ugh」Uglyを意味する単語で、Ugg Australiaも最初はUgh Australiaでした。

今では、オシャレとされているUgg Bootsですが、元来はとても実用的なブーツだったのです。

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Asai
オーストラリアケアンズ在住15年以上の主婦。オージーイングリッシュについての記事、ポストに投函されるチラシを使った英語レッスン記事を書いている。