“ask”と“invite”のニュアンスの比較?

“ask”は「尋ねる」、“invite”は「招待する」なので意味が全然違うのでは?とはてなが浮かんでいる日本人は多いかと思いますが、“ask”は“ask+人+out(デートに誘う)”という句動詞や“ask+人+ to(招待する)”という意味でも使われます。

ただし、両者の「招待する」は日本語でいうところのという意味なので、実際のニュアンスは異なります。

尋ねるというニュアンスが残る「ask」

“ask”は「尋ねる」、「頼む」という意味で使われることが多いのですが、前述したように「招待する」という意味も持っています。

ただし、私たち日本人の感覚では「招待する」とう意味で使われることは少ないかと思います。

※あくまでも私の感覚なので「招待する」が一般的でしたらすみません。

“ask”の「招待する」という意味は後で説明する“invite”とは違って「自分との関係が深い」、または「自分との距離が近い人」を招待する時に使われることが多く、誰かに対して直接口で物事を頼んだり招待するというニュアンスがあります。

また“ask”は返事が返ってくるかどうかはわからないが、断られる可能性もあると考えながら自分が希望することをとりあえず頼んだり誰かを招待する時に使うので、“ask someone out”「デートに誘う(OKしてもらえるかは分からない)」という句動詞としても使われます。

例えば、デートに誰かを誘いたい時には“out”をつけて“ask him out(彼を誘う)”、ホームパーティーに友人を招待したい時にも“asked my friends to~(友人たちを誘う)”のように表現することができます。

両方の例に共通していることは相手が誘いに対してOKを出すか出さないかはわからないというところです。

相手から誘いを断られる可能性もあるとわかって誘っている時に“ask”を用います。

I want to ask him out on a date.
「私は彼をデートに誘いたいです。」
I asked my friends to my home party.
「私は友人たちをホームパーティーに誘いました。」

フォーマルな「招待」、「誘う」は「invite」

“invite”には「招く」、「誘う」や「招待する」という意味があります。

“invite”は日本語でも招待状のことをインビテーション(Invitation:名詞)カードと言ったりするのでそこから“invite”には「招待する」という意味があることは想像できるはずです。

お金持ちはプラチナカードやブラックカードなどのインビテーションカードが届いたりしますよね。

“invite”は尋ねたり何かを頼む時に用いる“ask”と異なり、自分にとって必要だと思った人を招待する時に使います。

例えば送別会に招待する時やLINEグループに招待する時には“invite”を使います。

どちらの例文も相手がどうするかを尋ねるというよりは、自分の判断で招待すべきだと思った人を招待するというニュアンスで使われています。

ですが、“invite”には「誘う」というニュアンスもあるので、友人を誘うときにも使うことができるので、場合によっては“ask”と言い換えることができる場面も存在します。

I invited him to my boss’ farewell party.
「私は上司の送別会に彼を招待しました。」
I will invite you to the group of LINE.
「私はあなたをLINEのグループに招待します。」

“ invite”は尋ねるとうニュアンスを含まないことから災いを招くという文を作る時にも“invite”を使って表現することができます。災いは尋ねて来るものではなく、勝手に招いてしまうものなので一方的なニュアンスのある“invite”を使うことができます。

I invited some trouble by driving a car for the first time in a while.
「私は久しぶりに運転したために事故を招いてしまいました。」

また、“invite”はフォーマルな場面で使える単語なので、結婚式の招待などかしこまった招待の場合は“invite”を使います。

このように“ask”と“invite”のニュアンスの違いをご紹介してきましたが、簡単にまとめるとどちらとも「招待する」というニュアンスで使われるところは同じなのですが、“ask”は相手が返答するかはわからないが返答する可能性もあると考えて尋ねるまたは招待するというニュアンスがあり、一方で“invite”は相手に対して返答を求めてはおらず自分の中で必要と判断した人を招待するというニュアンスをもつ点が異なっています。

今回はどちらを使うシチュエーションなのかを瞬時に判断してすぐに会話で使うことが難しい単語ですが、違いを思い出しながら少しずつ会話の中で使って慣れていってみてください。