日本語だと、形容詞を並べる際にどの順番で並べてもあまり違和感は感じませんよね。

イケメンで年上の彼氏
年上でイケメンの彼氏

ですが英語では名詞の前に複数の形容詞を並べたい場合その順番に法則があるんですね。

で、その順番は文法書を見れば必ず載っていますし、多くの英語講師が記事にしているのであまり珍しい情報ではありませんが情報にかなりバラつきがあります。

もちろん国や地方によってバラつきが出るでしょうし、経験からくる感覚で使っているネイティブ個人を比べてもばらつくと思います。

また、この順番が間違っていたところで意味は十分通じますので英会話の学習においてそんなに気にするほどのことでもありません。

むしろこんな細かいことを気にしているぐらいならボキャブラリーの1つでも増やした方が正解なのかもしれませんし、日本人バイリンガルの先生に質問したら「感覚」という答えが返ってきたぐらいです。

ただ、ネイティブにとってこの順番が変わると非常に違和感があると言うことなので、今回は実際にネイティブがどう感じ、どう使っているかをカナダ人英語講師のJ先生に聞いてきました。

英語ネイティブが違和感を感じない形容詞の順番

ooa

その順番は下記

1.量 、数
[Quantity or number]
2.品質、意見、見解
[Quality or opinion]
3.大きさ、寸法
[Size or dimension]
4.年齢、年代
[Age]
5.形状
[Shape]
6.色
[Color]
7.国籍、起源、材料
[nationality, origin, material]
8.目的、どのような
[Purpose or qualifier]

一番最後の「どのような」は、少し分かりにくいのですが、例えば“sports car“ だとしたら、どんな車?=スポーツの車 などになります。

例えば

horse(馬)に形容詞を付けるとすると


beautiful big black Friesian horse
「美しく、大きい、黒い、フリージアン種の馬」
[opinion(2)-size(3)-color(6)-origin(7)]

puppy(子犬)に形容詞を付けるとすると


one cute little eight-week-old puppy
「一匹の、かわいい、小さな、生後8週の子犬」
[number(1)-opinion(2)-size(3)-age(4)]

car(車)に形容詞をつけるとすると


red sports car
「赤い、スポーツカー」
[color(6)-qualifier(8)]

owner(飼い主)に形容詞をつけるとすると


kind new owner
「親切な、新しい飼い主」
[opinion(2)-age(4)]

こんな感じになります。

同じグループの形容詞(等位形容詞)を2つ以上並べたい場合

同じグループの形容詞を2つ並べる場合はandでつなぐ

同じグル―プの形容詞を2つ並べたい場合は、「and」でつなぎます。


The house is blue and white.
[color(6)-color(6)]

The library has old and new books.
[age(4)-age(4)]

3つ以上の場合はカンマでつなぐ

同じグル―プの形容詞を3つ以上並べたい場合は、「,(カンマ)」でつなぎ、最後の形容詞の前に 「and」 を置きます。

※andを置かずに全てカンマで区切ってもOK

訂正

andを置かずに全てカンマで区切ってもOK と書いてしまったのですが、ネイティブの先生から違うと言われてしまいました。

同グループの形容詞を3つ以上並べる場合カンマで区切り最後の形容詞の前に必ず 「and」 を置くとのことです。

文法上は全てカンマで区切る場合も有ると言っている英語講師の方もいますが、今回はあくまでもネイティブが違和感を感じない ということがこの記事の趣旨なので訂正させてください。


We live in the big red, yellow and light blue house at the end of the street.
[Size(3)-color(6)-color(6)-color(6)]

My friend lost a silver, black and white watch.
[color(6)-color(6)-color(6)]

※カンマは形容詞と名詞の間には入れません

複数の表現で1つの形容詞を作る場合(複合形容詞)

形容詞は単独ではなく、複数の表現を組み合わせて作ることも可能です。

例えば例文ででてきたワンちゃん(puppy)の中に「eight-week-old」という形容詞があったと思います。

これは生後8週間と言う年齢を表す形容詞なのですが、このように組み合わせて形容詞を作ることが可能で、ハイフンでつなぎます。

ハイフンでつなぐ理由は分かりやすくするためのようですが、明確な決まりはないみたいですね。

あれ?「8週は複数だから複数形の“ s ”がないとおかしいでしょ!!」と思った方がいると思います。

でもこれ“ s ”いらないんですよ。

fukusu-adjective

画像の文字が見ずらくて申し訳ないのですが、①と②の例文を見比べてみてください。

① She is 48 years old.
② She is a 48-year-old woman.

①はSheを説明しているんですが、②はwomanと言う名詞を説明しています。

こんな感じで、②のように名詞の前に来る複合形容詞は複数形の“ s ”のはつきません。

対して①は後ろから説明しているので複数形の“ s ”が必要です。

まとめ

間違えても問題ないけどペラペラに一歩近づくためには感覚を身につけたい!!

最初のうちは考えながら当てはめていくしか無いので、何度も何度も反復練習をして感覚で身につけていくしか無いかなあと思います。

ネイティブは理屈ではなく、肌で感じて使っていますので多少の順番違いなどは出てくると思いますが、実際のネイティブに聞いた順番なので参考にしてみてください!!

A wonderful old italian clock.
[opinion-age-origin]
A big square blue box.
[dimension-shape-color]
A disgusting pink plastic ornament.
[opinion-color-material]
Some slim new French trousers.
[dimension-age-origin]
I bought a pair of black leather shoes.
[color-material]