英語学習者なら理解している人が多いと思うので「こんなのもう聞き飽きたわ!!」と言われてしまいそうですが、どうしても書きたいので“ will ” と“ bo going to ”の違いを頭の中で整理してまとめてみました。
学校の授業ではどちらも“ 未来形 ”と呼んで両者を書き換える問題がテストに出ましたよね。
「willと同じ意味になるように穴を埋めなさい」的なやつです。
これ「意味」で考えると同じなのでこのテスト問題自体は間違っていないのだと思いますが、ネイティブが実際に使う場合ニュアンスが違ってきます。
と言っても未来を予想するような場面ではニュアンスがあまり変わらないのでどちらを使ってもOK!!みたいな場面もたくさんあるのでややこしくなっちゃうわけですね。
目次
“ will ” と “ be going to ”の決定的な違い
“ will ” と “ be going to ”の決定的な違いは
既に決まっていたか(計画を立てていたか)・・・be going to
の違いです。
これよく知られてるニュアンスですよね。
ネイティブに確認しましたが、まあそれで違和感がないそうです。
“ will ” と “ be going to ”の比較表
will | be going to |
---|---|
今決める | 既に予定が決まっている |
漠然と未来 | 計画がある近い未来 |
will | It will rain tomorow. | 予測(だろう) |
be going to | It is going to rain tomorow. | 原因(なりそう) |
“ will ”は天気予報で明日雨だと知ったうえで雨だと断定して話しているのに対して、“ be going to ”は今現在雨が振りそうな曇の状態をみて明日雨になりそうだと言っている。
will | I’ll study English very hard. | 強い意志(するんだ) |
be going to | I’m going to study English very hard. | 意図(するつもり) |
どっちも同じ意味なんですが、“ will ”は一生懸命勉強するんだという強い意志を伝えています。
電話にでる、ドアを閉めるなどの今この瞬間決めた未来の場合は「will」
例えば「電話にでるよ」とか「部屋のドアを閉めるよ」などと言う場合には、今自分で未来を決めたので“ will ”を使います。
OK, I will. 「OK、私が閉めます。」
The phone’s ringing! 「電話が鳴ってるよー」
I’ll get it. 「私が出ます。」
May I take your order? 「ご注文はお決まりですか?」
I’ll take this one. 「これにします。」
※I’llはI willの短縮形。ネイティブは短縮形を使って話すことが多いので短縮形は覚えてください。
来週ディズニーランドに行くことが決まっている場合は「be going to」
来週ディズニーランドに行く、来月ハワイ旅行に行くなど、もう既に計画を立てている場合などは“be going to ”を使います。
「来週ディズニーリゾートにく予定です。」
I’m going to go to Hawaii next month.
「来月ハワイに行く予定です。」
I’m going to study abroad next year.
「来年留学する予定です。」
決めた瞬間と決まった後人に話す場合の会話で変わる
ここまで読めば“ will ” と “ be going to ”の決定的な違いが分かったと思うので、しつこく例文を書く必要性があるかどうか微妙ですが、よくある例文のパターンを1つだけ見てみましょう。
学校の帰り道で
Bob:Do you wanna hang out?
「遊びに行かない?」
リスボン:Okay, I‘ll come to your house.
「OK!!ボブの家に行くよ。」
家に帰ってからオカンに
リスボン:I’m going to play(hang out) at Bob’s house.
「ボブの家に遊びに行って来るね。」
イメージ的にはこんな感じです。
ボブに誘われた時には、その瞬間に決断した未来なので“ will ”を使っていますが、家に帰ってからオカンに遊び言ってくるねと言うときには、既にボブの家に行くことが決まっているので“ be going to ”です。
よくあるような例文になってしまって申し訳ないです。
しかもボブってww
まとめ
最後にまとめです。
will
・確信がある未来
・約束をする時
・強い意志を込めて未来のことを話すとき
be going to
“ going ”なので基本的に進行形のニュアンスが入ります。
・ほぼ決まっている未来を予想するとき
・現状を踏まえてこれからそうなるであろうと予測できること
だいたいこんな感じかな。。
はじめまして。
興味深く拝読いたしました。
さて、最近、私が気になっていることが一つありまして、最近、公共交通機関の車内案内も英語でされることが多くなりました。
車内放送の一例ですが、”The next stop is ~~.” ~~は駅名が来ます。この一文は理解できますが、続けて、”We will stop at — after~~.”と来ます。
次の停車駅は最初から決まっているので、ここで”will”を使う理由がイマイチ分かりません
敷いて言えば「強い確信」でしょうか?
“We are stopping at –” で良い気がしていますが、いかがでしょうか?
コメントありがとうございます。
これは単純未来か意思未来かの違いによるものかと思われます。
単純未来:自然にそうなる
意思未来:意識して「そうする」
最近、この単元の勉強を習い、
willとbe going toの使いわけに手こずっていたので
解説のHomePageがあって凄く助かりました。
ありがとうございました!
ご訪問ありがとうございます。
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