日本でに訳すと「計画」や「予定」という意味を持つ“plan”と“program”ですが、ニュアンスは日本語で使われているのと大きく変わりません。

日本語でも旅行の計画を立てるときなど、今後の進め方を決めるときに“plan”を使い、運動会などのインベントの進行決めることをプログラムを決めると言ったりますよね。

感覚的にはこの感覚でニュアンスをとらえてもらえは分かりやすいと思います。

また、“program”に関しては、プログラムを組む(プログラミング)の意味でも使われます。

plan:計画、企画、設計をして今後の進め方を決める
program:予定、日程、などの計画を立てる。番組表。プログラミングする。

plan「事業計画」「旅行の計画」


“plan”は日本語でも日常生活の中で「プラン」として使うことがよくあるので、どういったシチュエーションで使われるのかは想像しやすいかと思いますが、英語でも日本語でも使うシチュエーションとしてはほぼ同じです。

ビジネスの計画でもプライベートの計画でも計画を立てること全般に“plan”を使うことができます。

漠然とした計画でも細かい計画でも計画であれば“plan”を使って表すことができ、イベントなど大人数が参加するような大掛かりな計画ではなく、個人的な計画を立てる際に使われます。

例えば旅行の計画を立てる時や将来の計画を立てる時に“plan”を使って文を作ります。

I planed for a trip with my friend yesterday.
「私は昨日友人と一緒に旅行の計画を立てました。」
I’m making plans for my future.
「私は将来の計画を立てています。」

ちなみに例文からもわかるように“plan”は動詞(計画する)でも名詞(計画)でも使うことができます。

program「運動会の進行」「テレビ番組表」

“program”も“plan”と同じ様に「計画」や「予定」という意味がありますが、個人的な計画よりも大人数が関わっている大規模な計画に使われます。

日本語でも「プログラム」として使いますが運動会のプログラムや大会のプログラムなど多くの人が関わっている場で使っていることが多いかと思います。

また、実行されるまでの期間としても長期的な計画が多いです。

“plan”は予定されている計画が実際に実行されるかされないかは特に関係ありませんでしたが、“program”の場合は基本的に“program”として計画された予定が最終的に実行されるということが元になっています。

例えば会社で何かしらの大掛かりな計画が予定されている時や、“program”には「番組」という意味もあるので見たいテレビ番組がある時にも“program”を使って文を作ることができます。

Our company has some building programs this year.
「私たちの会社は今年いくつかの建設計画があります。」
I want to watch this TV program tonight.
「私は今夜このテレビ番組を見たいです。」

このように“plan”と“program”のニュアンスの違いをみてきましたが、簡単にまとめると“plan”は計画全般を表し“program”は大規模かつ長期的な計画の時に使われます。

「計画」には“plan”や“program”以外にも“project”や“scheme”といった単語もあるのでこれらの単語も併せてニュアンスの違いを理解しておくと会話の幅が広がると思います。