“You are not” これを短縮する場合2つのパターンが出来上がってしまいますよね。
1つはYouとareをつなげる“You’re not”、もう1つはareとnotをつなげる“You aren’t”です。
これどちらも同じなのですが、ネイティブはどのように使い分けているのでしょうか?
ネイティブの先生に確認してみました。
You’re not の方が“NOT”のニュアンスが強い
“You’re not”を使うとNOTのニュアンスが強くなります。
ですので、ネイティブはNOTを強調する(明確にする)ときに“You’re not”を使うそうです。
例えば下記のようなときに使います。
このように使うと強い否定のニュアンスが入るとのことなので、相手に注意を促すニュアンスを伝えたいときなどに使えそうです。
対して“You aren’t”の方ですが、こちらは“Aren’t you ? ”のように使う事が多いので、“Question”(疑問)のニュアンスが入っているそうです。
notを強調したくない場合は?と考えると難しいですが、それほどNOTのニュアンスを伝えなくてもいい時には、“You aren’t”を使うという使いわけができそうですね。
まとめるとこんな感じになります。
“You aren’t”はquestion(疑問) のニュアンスを含みNOTはやわらかめ
NOTを強く伝えたいかそうでないかのニュアンスによって使い分けることができればかなりいいと思いますが、“You’re not”を使うネイティブが圧倒的に多いそうですので、基本は“You’re not”を使っておけばいいのではないでしょうか。
否定文ですし。
“You’re not”を使うときつくなるので、使い方に気を付けようと書かれているサイトもありましたが、会話は表情などでニュアンスを和らげることもできます。
実際にネイティブの先生に聞いたときにも、ネイティブでもすぐにはニュアンスの違いが出てこなかったレベルなので、ネイティブもそんなに厳密に使い分けている感じでないことも分かりました。
どちらもあまり変わりはないそうです。
ですので、記事に取り上げておいてなんですが、これはあまり気にしなくてOKです。
ただ、英文を短縮するのはインフォーマルですので、フォーマルな場で使うのは避けましょう。