I can’t help it.
「どうしようもない。」
「どうしようもない。」
この言い方は話の流れによってニュアンスが変わってくるのですが、「自分ではどうしようもない」、「避けることができない」「我慢できない」というときに使うフレーズです。
「私はそれを助けることができない」とイメージしてしまうとちょっとイメージしにくいので、“help”は下記のようなニュアンスで覚えます。
自分を助けられない ⇒ 自分ではどうにもできない ⇒どうしようもない ⇒ 我慢できない
ですのでこのフレーズは、「せずにはいられない(行動)」「そう思わずにはいられない(考え)」という、自分を制御できずにやってしまうことを表現するのによく使われます。
“it”の部分に具体的なことを入れてみると想像しやすいかと思います。
行動系
I can’t help laughing.
「笑わずにはいられない」
「笑わずにはいられない」
思う系
I can’t help Falling In Love.
「愛さずにはいられない」
「愛さずにはいられない」
実際の行動などを入れる場合はlaughingのように“help”の後ろには「動詞+ing形」が入ります。
“I can’t help eating the cake.”
「ケーキを食べるのを我慢できない。」
「ケーキを食べるのを我慢できない。」
実際の会話では過去形も使われますので、その場合は“I couldn’t help it.” 「どうにもならなかったんだよ」と“can”を過去形にすればOKです。
ちなみに、“help”を“stop”に変えても同じように使えます。
I can’t stop Falling In Love.
「愛さずにはいられない。」
「愛さずにはいられない。」
歌の題名や歌詞でたまに見ますよね。
“I can’t wait!”のような待ちきれない感じの我慢できないとは少し状況が違いますので、場面ごとに使い分けてみてください。