あーもうイライラする。
こういう瞬間は誰にでもありますよね。
「イライラする」は何かや誰かに対して不愉快に感じる表現ですが、「むかつく」、「腹が立つ」、「ムッとする」、「頭にくる」など、英語でも同じように不愉快に感じる表現はたくさんあります。
この記事では状況にあった「イライラする」をしっかりと英語で使い分けて話せるように、よく使う英語フレーズを覚えます。
目次
「irritated」イライラする
“irritated(イリテイティッド)”は“irritate(イリテイト)”の過去分詞形で、「歯がゆい」、「じれったい」感じのイライラを表現できます。
「イライラする」
そしてこの“irritated”ですが、日本語の「イライラ」に似てませんか・・・・
イリテイティッド、イリテイティッド、イリテイティッド・・・よく見ると「イ」が2つあるところしかかぶってませんが、私はなんとなく似てるなあと思って覚えやすかったんですよね。
ですので、ほぼ同じ意味で使える“annoyed(アノイド)”ではなく、“irritated”を1番に押させていただきます。
最悪は1つだけでも表現を知っていれば主張することはできますので。
ちなみに、“irritating”も同じように使えますが、この場合は他人に使う表現です。
「あなたは私をイラつかせるわ」
「〇〇ed(過去分詞)」と「〇〇ing(現在分詞)」は、受動態や進行形以外にも「形容詞」として使うことができ、使い分けは“〇〇ed”が「自分の感情」“〇〇ing”が「他人が自分のことを~させている状態」です。
詳しくは過去記事を参考になさってください。
「annoyed」イライラする
“annoyed(アノイド)”は“annoy(アノイ)”「イライラさせる」、「いらつかせる」の過去分詞型で“irritated”と言いかえることもできるぐらいの類語です。
ほぼ同じ。
ネイティブに聞いても“Annoyed and irritated are the same.”と言っていましたし、“annoy”をアルク英辞郎で調べてみても「類語」と書かれています。
ネット情報では、“irritated”よりも“annoyed”の方が少しソフトな表現だと書いている人が多かったのですが、ネイティブが同じだというのですから、この記事では同じと書かせていただきます。
まあ、そこを追及しなくても英会話はできますので。
「イライラする」
「It drives me crazy」 / 「It’s driving me crazy」気が狂いそうになる
誰かが気に障ることをしている場合に怒りを表す「イライラ」は、“It drives me crazy.” / “You are driving me crazy.”が使われます。
直接の意味は「気が狂いそうにさせられる」ですが、うるさい音や、気になるしぐさなど嫌な行動に対しイライラさせられ怒っているという状況を表します。
例えば、誰かが机をガタガタゆすっていたり、ボールペンでカチカチやっている音に対し“That noise is driving me crazy.” 「あの音、イライラする」ということができます。
「彼は私をイライラさせる。」
You are driving me crazy.
「あなたは私をイライラさせる。」
That noise is driving me crazy.
「あの音、イライラする」
「frustrated」思い通りにいかなくてイライラする
私は「時間がないときに道が混雑していて進まない時」や、「物事がうまくいかないとき自分に対して」など対人よりも「今置かれている状況」に対してイライラすることが多いのですが、そんな瞬間にぴったりな英語は“I’m frustrated.”「イライラする」です。
“frustrated”は“frustrate”「目的を妨げる」「失望感を抱かせる」「挫折感を抱かせる」「神経質にさせる」の過去分詞型で、「自分の思い通りにいかなくてイライラする」というニュアンスのイライラです。
スマホでネットにつながりにくいとか、飲食店で注文した品がなかなか出てこないという場面で使えますので、私が一番使うイライラの英語表現はコレになります。
気が短いんです。。。
「イライラする」