「これできる?」と質問をされたときに、自分が得意なジャンルだったとしたら「そんなの超簡単だよ」「楽勝でしょ」「朝飯前だよ」と言ってやりたいですよね。
今回はそれらに近い英語フレーズを使い分けてみます。
目次
That’s a no brainer「分かり切ったことだ」「当然だよ」
“no brainer”は「脳がない」という直接の意味から、頭で考える必要のないレベルのことを意味します。
ですので、頭を使う必要がないほど簡単にできるという意味でよく使われるのですが、質問の文脈によっては「考えるまでもない」「答えは明白」という意味から「当然だ」という場合にも使われます。
Have you ever made any cookies?
「クッキー作ったことある?」
Yes,it’s a no-brainer.
「うん、超簡単だよ。」
「そんなの超簡単だよ。」
It should be a no brainer.
「当然でしょ。(答えは明白でしょ)」
It was a no-brainer.
「簡単だったよ。」
脳みそ (brain) を使う必要がないほど、あまりにも簡単だというイメージをしながら覚えるといいと思います。
Piece of cake「朝飯前だよ」「余裕」
私はこの表現を元SMAPの香取慎吾さんの番組スマステで覚えたのですが、慣用句なのでこれ本当に「余裕だよ」って感じで使えるのかな?と思いネイティブの先生に使ってみたら普通に通じて思わず「おおーマジかー」と感動したことを思えています。
こんな感じでネイティブに使ってその反応や、自分で何かを感じると思い出に残って一生忘れないフレーズになります。
ですので私はこのイディオムを会話で多用してしまいます。つまり大好きなフレーズ。
前置きが長くなりましたが、前述のとおり慣用句なのでそのままの直訳からは違った意味になっています。
“Piece of cake”は、直訳で「ケーキ1個(ひと切れ)」になるのですが、「ケーキ一切れぐらいペロっとたいらげられるでしょ」というところから、「朝飯前」という意味で使われます。
ネイティブの先生いわく、英語ネイティブも日常的によく使うフレーズだと言っていました。
「そんなの簡単だよ!」
※先頭のIt’sは省略可能です。
“AS Easy as pie”「こんなの楽勝だよ」
“AS Easy as pie”も“Piece of cake”とほぼ同じ意味のイディオムです。
語源も、ほぼ似たような感じでパイを食べることぐらい簡単という意味で使われます。
“It’s as easy as pie.”を直訳すると、「パイと同じぐらい簡単」となりますが、「食べるのと同じぐらい」という語源になります。
語源にはいろいろな説があるので、この説が最も有力なんでしょうね。
「そんなの簡単だよ!」
It was as easy as pie.
「そんなの簡単だったよ。」
A breeze「朝飯前だよ」「余裕」
“Breeze”は「そよ風」、「微風」という意味で、つまりは「風がほとんどない」ということから「いとも簡単にできること」、「楽勝」、「とても扱いやすいもの」という意味で使われます。
使い方は「主語+Be動詞+ a breeze」で使います。
この瓶のふた開けられる? ⇒ “It’s a breeze.”「楽勝」のようなニュアンスです。
How did your presentation go yesterday?
「昨日のプレゼンどうだった?」
That was a breeze.
「あんなの楽勝だったよ」
「あんなの(そんなの)楽勝だよ」
That was a breeze./It was a breeze.
「あんなの(そんなの)楽勝だったよ。」
It’s going to be a breeze.
「多分楽勝でしょ。」