「especially」と「specially」 は、たった “e” が付くか付かないだけの違いで、しかも日本語訳だと「特に」、「特別に」という「特」という字が入るので、英語で「特に」や「特別に」と言いたいとき、“especilly”なのか“specially”なのか混乱してしまいますよね。

ですが、実際にはハッキリとした違いがあるので、今ここで覚えちゃいましょう。

感覚で使ってるとあやふやになりやすいので、しっかりと違いを理屈で理解するのがおすすめです。

especially「中でも」「特に」

まず、“especially”ですが、コアイメージは「特に」「とりわけ」「中でも」です。

あるグループ分けされたもののなかで特に際立っているものを強調し差別化する役割があります。

日本語でも「特に」「中でも」は結構使いますよね。

こういうのは例文を見てみると分かりやすいので例文で考えてみましょう。

I like fruits, especially orange.
「フルーツは全般大好きですが、特にオレンジが大好きです。」
It is so hot today, especially going outside.
「今日はとても暑いですね、特に外にいるとそう思います。」

例文を見ていただくとなんとなく分かるかと思いますが、文の初めではなく中ほどに置かれ、その後ろに「強調したい何か」を置くことが多いです。

「特に」何なのか、というところが”especially”によって強調されるので、語順や考え方は日本語と同じですね。

specially「特別な」「スペシャルな」「わざわざ」

“specially”のコアイメージは、「特別に」「わざわざ」「ただその目的だけのために」です。

日本語でも「スペシャルな」というと何か「特別なこと」を表しますよね。

「スペシャル番組=特番」というように、日本語にもなっているためイメージしやすいと思います。

“especially”の「特に」というよりは、何か「特別」なことをしたり、「何かのためにわざわざ」してあげたりといった場面で使うワードです。

I made a cake specially for you.
「あなたのために特別なケーキを作りました。」
This original T-shirt is specially for you.
「このオリジナルシャツはあなた専用です。」

「特別な」という意味が派生して、「専門、専用」といった意味にもなりますので合わせて覚えちゃいましょう。

That coach is specially trained to teach us.
「あのコーチは特別なレッスンを受けて、ここにきています。」

「especially」と「specially」 は、たった一字の違いで意味も似ているようなイメージがありますが、実際に意味を確認するとそれぞれ違ったニュアンスを持ち、違った場面での使い方が適切であることが分かりましたね。

会話中では、ついついとっさに出てしまう方を使いがちですが、正しいニュアンスで伝えたいですね。

自分になじみのある語や日本語を派生させて考え覚えるなど、工夫して身につけていきましょう。

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リスボン

イングリッシュプラス編集部リスボン。留学経験なし。英会話教室に通った経験なし。英語を学び十数年。英語ネイティブの先生に英文法やニュアンスの質問ばかりして嫌がられています。